人工知能を活用
森のくまさん

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授業対象=中学生
実施=2020年6月実施予定


2020.5.18


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全体像


教材


@ 人工知能はディープラーニング(深層学習)が登場してから、一気に進化しました。ディープラーニングとは、人間に教えられなくても「人工知能が自分で学習して賢くなっていく」という技術のことを言います。特に画像処理に優れており、自動運転には欠かせない技術です。その他、がん細胞かどうかを判別したり、大勢から犯人を捜し出したりするなど多方面で活躍しています。

A 松江市に、人工知能が代金を瞬時に計算するパン屋が登場しました。山陰地方に3店舗を展開している「森のくまさん」です。商品トレーをレジカウンターに置くと、カメラで撮影した画像をもとに、人工知能がパンの種類や数を認識します。すると、それぞれのパンの名前と値段の合計金額が即座に表示されます。もっとも人工知能ですから、時にはパンの種類に迷うこともあります。そういうときには、人間が正解を教えます。すると人工知能はパンの種類の識別を学習して、識別能力がどんどん向上します。

B これまで店員は80種類の商品名と値段を覚えて、一つ一つレジに打ち込みをしていました。人工知能の導入によって、その負担が無くなりました。店員はカメラの撮影ボタンを押すほか、人工知能が商品を正しく認識しているかを確認するだけでよくなりました。新人でも高齢者でも、すぐにレジに立つことができます。店の経営者は「早朝や夕方は手が足りんません。こういう時間帯に、年配の方に働いてもらうことができるので助かっています。」と話しています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


題材は
「新型コロナウイルス」


課題はオンライン授業。

新型コロナウイルス感染症により
臨時休校が続きました。
授業の遅れが問題となっています。
これを打開する手だての一つが
オンライン授業(遠隔授業)が注目され
導入されている学校もあります。
この是非について
静との皆さんに自分なりの意見をまとめ
プレゼンしてもらいます。


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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